ちっちゃいおっさんバイクにまたがる

中年期を迎えるちっちゃいおっさんが突然免許を取りにいきます。


どんくさいのに。

なんだ、余裕じゃん。

そう思っていたときが僕にもありました。


とりあえず入校し、その日のうちに乗車。



教官から


「バイク乗ったことある?」


と聞かれ、MTの原付に乗ってることを伝えると


「あー、じゃ、大丈夫ですね」



と言われる。



バイクを起こす、押して歩く、の初歩を終えると、あっという間に乗ることに。



ドキドキ。


初めてスタンドを外してまたがった瞬間、思いました。



「でかいなぁ…」



そら、普段乗ってるの50ccですもんね。


それでも、一旦乗れさえすればなんとか走れました。



外周を回るだけならたーのしー。



その後教習が進むにつれ、400ccの重さを痛感するとも知らずに。



初クランクで、その時はやってきました。



どっかーん。



豪快にこけました。


その後も



八の字



どっかーん。



スラローム



どっかーん。



ははっ。



バイクって、どこのタイミングでこけるのかわかんないの。


教官、あんなにバイク倒してもこけないのに


何故だ。


自分は直立からこけるのに。


何故だ。

疑問でしたが、教官から一言



「バイクは、動力が伝わると自然と起きようとする」


「動力がないと倒れようとする」



と。

考えてみたら当たり前なんですけどね。



てなわけで半クラ大事。


フットブレーキ大事。


これさえなんとかなったら低速とか余裕です。


まぁ、自分は最後まで低速はふらんふらんしてましたけどね。


そんなこんなでバイクの厳しさを知った第一段階。



見極めは緊張しましたが、そこで初めて見てくれた教官から新鮮なアドバイスももらえ、第二段階が楽しみになりました。



相変わらず意味わからんとこでこけてはいましたけどね。



てなわけで、次は第二段階のことを。


へーじゃー、また。