ちっちゃいおっさんバイクにまたがる

中年期を迎えるちっちゃいおっさんが突然免許を取りにいきます。


どんくさいのに。

No自信。

第二段階。


GWを挟んだせいで、最初の乗車は第一段階後から丸一週間あいてしまいました。



なんだか、新鮮な乗車。



てなわけで、少しずつ上手になっていたであろう部分も、やや振り出しに戻る。




とりあえずは教官について走ってました。


コースが覚えられんのんじゃ。


元々方向音痴で道を覚えるのが苦手な自分。



よーく振り返れば、普通自動車免許取得の際もコースを間違えていたような気がします。



不安しかない。



実際コースを覚えていないと、メリハリのある運転がてきないため、ただダラダラと走っているようになってしまいます。


それはいかん。



てなわけで頑張りました。


仕事の休憩中も、後輩の子に白い目で見られながらもイメトレの日々。



おかげでコースはほぼ完璧。



あとは技能じゃーーーい。


なんて思っていました。

落とし穴は検定当日にあり。



完璧って、ないんや。




へーじゃー、また。

なんだ、余裕じゃん。

そう思っていたときが僕にもありました。


とりあえず入校し、その日のうちに乗車。



教官から


「バイク乗ったことある?」


と聞かれ、MTの原付に乗ってることを伝えると


「あー、じゃ、大丈夫ですね」



と言われる。



バイクを起こす、押して歩く、の初歩を終えると、あっという間に乗ることに。



ドキドキ。


初めてスタンドを外してまたがった瞬間、思いました。



「でかいなぁ…」



そら、普段乗ってるの50ccですもんね。


それでも、一旦乗れさえすればなんとか走れました。



外周を回るだけならたーのしー。



その後教習が進むにつれ、400ccの重さを痛感するとも知らずに。



初クランクで、その時はやってきました。



どっかーん。



豪快にこけました。


その後も



八の字



どっかーん。



スラローム



どっかーん。



ははっ。



バイクって、どこのタイミングでこけるのかわかんないの。


教官、あんなにバイク倒してもこけないのに


何故だ。


自分は直立からこけるのに。


何故だ。

疑問でしたが、教官から一言



「バイクは、動力が伝わると自然と起きようとする」


「動力がないと倒れようとする」



と。

考えてみたら当たり前なんですけどね。



てなわけで半クラ大事。


フットブレーキ大事。


これさえなんとかなったら低速とか余裕です。


まぁ、自分は最後まで低速はふらんふらんしてましたけどね。


そんなこんなでバイクの厳しさを知った第一段階。



見極めは緊張しましたが、そこで初めて見てくれた教官から新鮮なアドバイスももらえ、第二段階が楽しみになりました。



相変わらず意味わからんとこでこけてはいましたけどね。



てなわけで、次は第二段階のことを。


へーじゃー、また。

動機。

前置き長くてすみません。


とりあえず、免許を取りに行くに至った経緯について。



昨年末のこと。


「原付乗りてぇ」



思い立ったらバイク屋にいました。



スクーターに乗るつもりだったけど


ポツンと置いてあるMTの原付に一目惚れ。



衝動的に購入。


やってもた。




大学時代にはスクーターに乗ってたけど、MTは初めてだったのでとりあえずわけわからんまま練習して乗ってました。


するとどうでしょう。



これまで考えたこともない、

「バイクに乗りたい」


という思いがムクムクと急成長。


気づいたら教習所にいました。


しかし、諸費用がそれなりにかかります。


既婚者であり、お小遣い制の自分としてはキビシー状況。


悩んでいると、説明してくれてた教習所の事務のお姉さんが


「あ、もうじきキャンペーン始まるんで」


と。


これなら払える…



と、契約。



したんですが



懸念する点がありますよね。


「果たして、バイク足届かんかいな?」



短足ちびの宿命。



不安ならまたがってみればいい。

教官に頼んでとりあえず試乗させてもらいました。


両足は…


つま先が辛うじて届く。


お尻をクッとよせれば、左足は土踏まずくらいまでつく。


「まぁ、大丈夫なんじゃないっすかね?」


という教官を信じて本契約しちゃいました。



ほんまかいな…



という思いは拭えませんでしたが



前述した通り、無事合格に至るとこができましたよ。


足がつかないのは確かにデメリットかもしれません。



でも、大した問題ではない気がします。


だって、運転中足つかないし。


止まるときもブレーキきっちりして止まればちょろっと足がつくだけで十分止まっていられるし。


苦労もありますけどね。



それについては、また。



へーじゃー。